ビジネス本 起業の科学①
こちらの本を紹介します。
起業の科学
スタートアップ企業がどのように起業していくと失敗しないかを、数々の起業経験をしてきた田所さんが教えてくれます。
起業しない人、サラリーマンにとっても非常に良い本だと思います。
今日はその中から、
課題設定の重要性
について学んだので紹介します。
起業は課題発掘から
何かを始める際というのは誰かの課題を解決するために起業します。
自分たちの思いつきで起業するのではなくて、
全ての起業の始まりは、誰かの困り事を解決することから始まります。
その際には顧客にとって、自分達のソリューションが本当に価値あるものかを徹底的に検証しなければなりません。
課題の質が浅いことは、起業で失敗する例でも多くあるパターンだそうです。
課題の質
課題の質が決まる要素は3つです。
①起業家が高い専門性を持っているか
②業界の現場の知識があるか
③市場の変化に対する理解度や自分が課題と感じているか。
その中でも、特に重要なのが
自分が課題と感じているかです。
課題設定の際に、この課題は儲かりそうとか面白そうと感じていると、それは失敗です。
成功した起業家にインタビューすると
自分たちのサービスを、多くの起業家が自分が欲しかったと答えるそうです。
つまり、課題に対して、当事者意識を持つことが起業家にとって必要なのです。
当事者意識はスタートアップに集まる人材に強い共感をもたらし、ミッションやビジョンに繋がります。スタートアップは茨の道ですが、ミッションやビジョンがあると人も留まります。
アイディアは否定されて良し
スタートアップは大手企業と違って、資本力では勝負できません。なにで勝負するのかというと画期的なアイディアです。
画期的なアイディアは万人には受け入れられるものでありません。
みんながそれを受け入れないということは、そのソリューションのマーケットは定義されていないということ。価格競争も起きにくいです。
今では誰もが知っている
Uberやエアビなども最初は受け入れられなかったそうです。
だからこそ誰も真似できないサービスとして、成功しました。
あながが何か新しい案を思いついた時、
周りの多くの人が良いなと言ったなら、
それはちょっと浅いかもしれません。
周りがそんなの無理だろ、必要か?と言われくらいがスタートアップとしては良いアイデアだそうです。
つらつらと長くなってしまいました。
読んでくださった方はありがとうございます。
それにしてもスタートアップ企業ってすごいですね。
でも読んでいてサラリーマンでも同じことがあると思いました。
お客様に必要と思ってもらえるものは、自分が欲しいものじゃなきゃダメだなということです。
引き続き読んでいき、まとめたことをブログで書けたらと思います。
今日は長くなってしまったので、なるべく短くを意識していきます。